30代の前半くらいまでは、どれだけ食べても何もしなくとも太る事は無かったんです。
そうか、自分は「そういう体質」なんだと思っていました。
ところが30代半ばほどになると変化が見えてきました。ちょうどそれまでの「一日中店内を歩いたり走ったりしている仕事」から「一日中運転してる営業マン」という風に仕事が変わった時期でした。
前者の仕事をしている時には平均１日10000歩ほど歩いていましたが(スマホの歩数計機能調べ)、後者の仕事になって約2000歩くらいまで落ち込みました。
ただ同時に食は年齢からか細くなり、若い頃のような食べ方をしなくなりました。例えばコンビニ弁当を一食で3つほど食べて、2時間後には「腹へった」とか言うようなです。若い頃は食っても食っても肉にならんと豪語しておりました。
とは言え年齢的にそんな食べ方をしたら身体が悲鳴を上げるようになったので、徐々に普通の量になりました。
でもまだ意識していなかった。
意識し始めたのは30代も終わりに差し掛かる頃。
仲の良かった当時の上司から「お前、過去１で太ったんじゃね？」と言われました。
確かにそうです。明らかに太りました。
仕事で身体を動かす機会は減り、相変わらず普通の缶コーヒー(微糖ですらない加糖のもの)ばかりを飲み、特に運動などはせず。そりゃ、太るってもんです。体質云々は関係ありません。
そして2020年。
コロナによる在宅推奨という時代の到来でした。
いよいよマズイと思いました。
私の場合、幸い身長184cmという事もあり、さほど太って見える事は多くなかったと思いますが、それでもお腹のあたりが目立ちます。
そこで一念発起して7月から「体重を減らそう」と考えました。
しかし１ヶ月くらいは漠然と筋トレするだけでした。やはり変化が見えにくいのは続けるのが大変でしたが、その辺りはリングフィットアドベンチャーという有能なゲームがあったので思ったより大丈夫でした。
しかしながらどうすれば効果的に体重を減らせるだろうと考えて、最初に取り入れたのは「ソイプロテイン」です。
プロテインには「ソイ」と「ホエイ」があり、「ソイ」はいわゆる大豆です。こちらは「引き締め効果がある」との事でした。
続けて取り入れたのは簡単な食事制限です。この食事制限というのは健康にも影響を及ぼすと聞いた事があるので、それほどガッツリとしたルールにはしませんでした。
制限するのは主に晩飯です。ここで炭水化物抜きにしました。炭水化物を断絶すると目眩など起こすとあったので晩飯だけ抜きます。
お昼は営業マンなので上司と食べたりする事も多いのでごく普通に食べてます。朝も同様です。
また朝も昼も普通に食べますが、出来る範囲でダイエットに繋がりそうなもの…低カロリーのものとかたんぱく質の取れるものとか、それくらいです。
それと加糖のコーヒーを減らし、お茶を飲むようにしました。これも日常習慣なので思っているより効果的ではないかと考えています。
7月当初は「ダイエット」のつもりで始めた運動も「トレーニング」に意識を変えました。筋肉を付ける事によって「太りにくい身体づくり」を目指すようにしました。
なのでプロテインも引き締め効果の高いソイから筋トレ向けのホエイプロテインに変更しました。
とまぁ、こういう流れで2020年を終えまして。
数字で言えば7月から－5kgです。
まぁ、落ちました。劇的ではないけど、筋肉を付けたと思えばまずまずかなと。
何より普段から自然と「太りにくいものを探して食べる」という習慣がつきました。
ここ最近は雪かきの疲れなどから筋トレ出来ない日々が続いておりますが、折を見てやっていたりもします。ある程度は筋トレも習慣になってきたのかな？と思います。
見た目としてもやや変化があるように思えますし、ムキムキマッチョはともかく、普通の体型になれるよう今後も頑張りたいと思います。
