日本語を読もうとしない人が多いなと最近よく思います。
それは必ずしも見ない人のせいでもないとは思うんですが。例えば何かの「規約」とか読みます？読みませんよね。あんな長くてやたらややこしい言葉で書いてある文章。うんざりしますし、要約してくれと本当に思います。水城自身も規約なんかまぁ、読みません。
これにしても、この「規約」というものは、「え？だってルールに書いてないじゃん」って抜け道を探す人がたくさんいたからでしょう。だったら徹底的に書いておきますからどうぞ読んでくださいませ、という意識の現れでしょう。
そもそもこういう背景があっての「規約」の長文があり、その長文にうんざりし、その結果として文章見ないっていう経緯なんでしょうけど。
でもね、長文なら百歩譲っていいんですけど。
頭ごなしに見ないというのはどうでしょうか？
まず理解出来る範囲は見て頂きたい。
いや、ここに書いてあるよね？ちゃんと日本語で書いてありますし、なんなら難しい事も書いてませんけど、みたいなね。
それなのに、見てない、聞いてないとごねるのはどうかなと思います。
見ないなら、見てない事に責任を持つべきです。
「ほら、ここに書いてありますよね？」って言われて「あ、本当だ。気付かなかった。ごめん」と言えないなら、隅から隅まで読んで頂きたいですよね。
だだをこねたらなんとかしてもらえるのは子供だけです。いや、子供だって物分かりの良い子なら理解してくれます。
このご時世、文書として渡されたのなら読んで然るべき。読んで欲しいから渡してるんです。言葉が丁寧過ぎて分かりにくいと感じるのも、丁寧に書かないと丁寧に書かれていない事に苦情が来るからです。
必ず背景があるんです。どうしてなんだろう？と疑問に持つ事は大切な事。
それをしっかり考えて、目の前に出されたものを読んでみては如何でしょうか。
お互いに粗捜しし合っても仕方ありません。今のご時世では何事にも理由があります。それらを考えて行動したいなと思った次第でした。
