SAMURAI RAVE

youtubeチャンネル「SAMURAI RAVE」のブログとなります。

手軽な娯楽となったゲーム配信

まさかこんな風になるとは考えていなかった。

などと述懐すると何やら大それた話のように思えてしまいますが、何の事はない、ゲーム配信というものについてです。

今や誰もが手軽に、何なら事前準備さえしておけばワンボタンで不特定多数の人に自分のプレイを見せられる。
今はそんな時代です。
そこから更に先に進めば「ゲーム実況」というジャンルが顔を見せてきます。この「ゲーム実況」も敷居が下がったものです。勿論有名実況者になる事はまた別のお話ですが。

ところでゲーム実況、もしくは配信という行為は誰もがやりたいというものではありません。手軽さを得たからと言って、じゃあゲームする人の全てが配信するかというと、そうではありません。
人によっては自分のプレイを見せたくない、声を不特定多数に聞かれたくないなどなど、そんな人もいます。

それは、それぞれの考え方であり、その方の考えを尊重すべきだと水城は考えます。

今、水城は自身のチャンネルで「さむらじ」というラジオ配信をしています。
この「さむらじ」を始めるまではかなりの長い時間、考える時間を必要としました。
水城はラジオ配信がしたかった。誰もが自分のやりたいゲームをしながら、作業用BGM感覚で聴けるラジオになりたいと思いました。

ただ考えれば考えるほど1人でやる事の無謀さを感じました。
そこで考え出したアイデアが「ARK座談会」でした。これが「さむらじ」の元になっています。

自分ひとりでは無理でも、他の方と一緒なら必然的に話も膨らみやすいし、盛り上がりやすいと考えたのです。

そこで次の壁が見えました。
では誰を選ぶのか?です。

ここはかなり気を遣いました。
というのは、この時点で水城のTwitterはほぼほぼARK関連の方達と絡んではおりましたが、単にARK関連でTwitterで繋がっているからと言って配信に入れるわけにはいかない。前述したように全ての人が必ず配信したいわけではないと考えているからです。
相手は「配信」に参加する事に対して否定的な人かもしれません。いくらTwitterで仲良くしているからと言え、そこは区別しなければならないと考えました。

そこから人選に苦労しました。
既に自身で配信されている方、そして「自身の声を出して配信されている」というのも大切です。動画勢の中には「ゆっくり実況」というジャンルもあるので。そういう条件を自分の中に課して、それに加えて普段の活動やその方の動画や配信アーカイブなどを観て、その上で人選しました。

そうして集まったのが水城のチャンネルのラジオ配信第一回目になる「ARK座談会」でした。

告知や宣伝なども協力を頂き、第一回目の配信は大盛況で終える事が出来ました。
また、これを機に今後もレギュラー配信を続けるという約束を取り付け、その後はメンバーを入れ換えたりしながら継続しています。

また「さむらじ」はゲストをお呼びします。
ゲストについても毎回気をつけていて、相手のスケジュール、出演の意志など可能な限り気を付けてやらせていただいているつもりです。

自身のチャンネルに、誰かに出てもらうという事は、一見手軽な事に見えて、実は非常にデリケートな問題だからです。

「さむらじ」については既に配信されている方を対象にゲスト依頼をしているので特にそこは問題ありませんが、一度だけ(当時は)配信していなかった方をお誘いした事があります。
配信というものに対し否定的ではないか。声を出す事に抵抗はないか、などを確認させて頂き、出演してもらいました。

配信に出るという事は、デリケートな問題です。
まして誰かの配信に出るという事はよりデリケートな問題です。


手軽に出来るようになったゲーム配信という行為。これは非常に魅力的なコンテンツであると共に、よくよく考えれば慎重にならなければいけない部分も多いという事です。
ゲームであれば、相手のIDが映ってしまう事。プレイも見えてしまう事。
ラジオとなると何かしらのトークをしなければならず、そこにはゲーム配信をしていただけでは表現しきれなかった個性が見えてくる事など。
それを「人に見せたい」と思う人と「人には見せなくない」と思う人がいて、そのどちらも何も間違っていなくて、そういったそれぞれの考えを尊重した上で、今あるゲーム配信という娯楽を十分楽しめたらなと思います。




最近は水城はゲーム配信をしなくなりましたが、それについても水城なりに様々な思いと考えがあるからです。ご了承下さい。
いずれそう言った思いや考えがまとまりましたら、またゲーム配信という娯楽を楽しむ事もあるでしょう。また自身で配信しなくとも、誰かの配信にお邪魔する事は現時点でやぶさかではありません。機会があれば、誰かの配信にお邪魔して、その方と楽しみたいと考えています。

また「さむらじ」につきましては本来6月の上旬を目処にスケジュールを組もうと考えておりましたが、調整中となっております。
楽しみにしている、というお声も頂くなか恐縮ではありますが、もうしばらくお待ち下さい。