SAMURAI RAVE

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ARK:Survival Evolvedを改めて考える

ARK:Survival Evolved」というゲームはとにかくクセの強いゲームで一見すると万人受けするものではありません。

しかしそれでは勿体ない。様々な界隈でこのゲームは人気です。では何故このゲームが人気なのか、それを水城なりに書いてみたいと思います。

 

ちなみに以前、同じテーマでこのブログで記事を書いた事があります。

Arkとは結局どういうゲームなのか - 竜戯

2年以上前に書いたものですが、その時とは違った印象や言葉が出てくるかと思います。

しかしさりげなく2年とか書きましたが、アーリーアクセスが始まったのが2015年。それから5年も経過したにも関わらずいまだに人気が絶えないというのは、中々に驚異的と言えるかと思います。

ただ理由もなく5年も愛されているわけではありません。

 

ところで最初に申し上げておきますが、以前書いたブログ記事とここは印象は変わっていなくて、それは「決してユーザーフレンドリーなゲームではない」という事です。

もう良くないところは先に書いてしまいますが、あくまでそれを補って余りある程の魅力があるので最後まで読んで頂けると幸いです。

 

まず今時のゲームによくあるチュートリアルですが、このゲームは一切ありません。

やたらと細かく設定出来る割に決して美男美女にはならないキャラクターメイキングを終えると、唐突にマップの何処に生まれるか決めなくてはなりません。そしてこの生まれる場所はいくつかのエリアがあるんですが、それらには「イージー」とか「ハード」とか、難易度らしい記載があります。まぁ、ならば初めてなら「イージー」を選ぶでしょう。それとも「ハード」から行きますか?でも気を付けて下さい。「イージー」に危険が無いなどとどこにも書いておりません。あくまで比較的イージーですよ、というだけです。

 

そんなわけでいよいよARKの世界に生まれ落ちるわけですが、ここで何かのガイド及びチュートリアルは何もありません。どうぞ、生きて下さいと言うだけです。

 

戸惑う暇はありません。

何故なら刻一刻とキャラクターの喉は渇き、腹は減り、そして例えイージーだろうとなんだろうと肉食恐竜は何処にでもいます。

操作説明すらないまま、とにかくそれらに対応していく必要があります。

喉が渇いたのなら水を探しましょう。

腹が減ったのなら食糧を探しましょう。

肉食恐竜がいるなら逃げましょう。

 

何一つ教えられる事もないまま、無造作極まりない状態で、経験者だろうが初めてのARKだろうが、単にそこに放り込まれるだけなんです。

 

これぞサバイバル!

 

そこから必死になって生活拠点を築き、恐竜を手懐け(テイム)、マップのありとあらゆるところを旅するわけです。

 

では前置きが長くなりましたが、どうしてARKは人気なのか。

 

まずやはり恐竜達の魅力は外せません。某映画や図鑑などで見た恐竜達が目の前を闊歩し、動き、生きている。これだけで恐竜好きにはたまらないのではないでしょうか。そしてこのゲームの特徴でもある「テイム」ですが、適切な手順を踏めば恐竜を手懐けられるんです。そう、つまり恐竜をペットに出来るというわけなんです。

こうなると人によっては恐竜は最早愛玩動物にすらなり得ます。自分の恐竜が可愛くて仕方ない、そう思う人もいるでしょう。

更に適切なサドルを作り、恐竜に装着すれば騎乗出来ます。恐竜に乗れるって夢のようですよね。大して恐竜に興味無かった水城でさえ、初めて騎乗した時は感動したものです。

このようにして恐竜達とのコミュニケーションが可能な唯一無二のゲームがARKなのです。

 

もうひとつ、このゲームの魅力として建築があります。

サンドボックス系ゲームの代表作とも言えるマインクラフト、これをリアルにしたものという表現さえ見付ける事が出来ます。個人的にはマインクラフトほどの自由度は無いと思いますが、それでも工夫次第では想像もつかないような素晴らしい建築も可能です。Twitterハッシュタグ「ARK建築」で検索すると、その一端を垣間見れるかと思います。

様々な建材、パーツ、そしてそれを建てる立地などを考慮するとほぼ無限大の可能性すらある建築が可能です。

 

また、水城的イチオシポイントはARKの世界の景観です。この世界は美しい!キレイ!

現実にはないような、どこか神秘を感じさせるような地形や自然。雄大で遥か彼方まで続く世界は、本当にワクワクさせてくれます。

今現在、水城はARKのマップを徒歩で歩いて巡るというゲーム配信を行っております。

ARK: Survival Evolved - YouTube

何故この配信をしているかというと、ARKはある程度やると飛行恐竜をテイムします。そして飛行恐竜をテイムすると空を飛んで移動する機会が増えます。それはそれで空から見るARKの世界も美しいんですが、歩いて行けばこそ見出だせる景色もあるんです。だからこの配信をしています。ひとりでも多くの方に「ああ、ARKってこんな景色があるんだなぁ」と知ってもらえるように。

 

ちなみにここでは「恐竜」「建築」「景色」について紹介しましたが、それ以外にも魅力はあります。

例えばPvPによる恐竜を交えた大規模戦争とか。もしくは、実は存在しているARKのストーリーを追う事とか。

ただ、これらについてはどちらも水城が知識不足なのでこれ以上の説明はしない事にします。気になる方はお調べ下さい。

 

ちなみにストーリーについては「ぴなーch」という方がとても分かりやすく説明して下さっています。(ストーリー以外もかなりARKについて詳しい動画を出していらっしゃいます)

ARKストーリー紹介動画リスト - YouTube

 

 

最後にこのARKというゲームが「敷居が高いのではないか?」というお話について。

確かにチュートリアルもなくユーザーフレンドリーな作りにはなっていない事からその様に思われる方もいるかもしれません。

ですが、それは誤解です。

ARKには難易度設定というものがあります。要するにそのサーバー(世界)の設定があります。

これらは単に「イージー」「ノーマル」「ハード」みたいなものではありません。ビックリする程に細かな設定が可能です。例えばキャラクターの体力はもちろん、木を殴った時にどれくらいの木材が採取出来るか、恐竜はどれくらいお腹が空くか、何をした時にどれくらい経験値がもらえるか、などなど。

そういった細かな設定を自分達にとって適切な難易度に変更する事によりARKは楽しめると思っています。

 

例えば水城が所属する「竜戯」というグループでやる時には激甘設定にしてやります。そうなるとサバイバルなんてものはありません。ティラノサウルス素手で殴りかかって勝てるくらい余裕です。それが楽しいのかというと、それでも楽しいんです。

好きな建築をし、好きな恐竜をペットにし、まったりとスローライフをARKで行う為の設定というわけです。

 

別にデフォルト設定を否定するわけでもないし、そういった過酷な環境でこそ楽しいという方もいるでしょう。

対して我々のような、そんなキツイのは無理!という人達もいる。

そのどちらもサーバー設定によって幅広く受け入れられるのも、ある意味ではARKの魅力だと思います。

 

 

 

久しぶりにかなりの長文になりました。お疲れ様でした。

さて如何でしたでしょうか。少しでも、ほんのわずかでも、ARKというゲームに興味を持って頂ければと思います。

 

もうすぐ水城が活動しているプラットフォームであるPS4に新マップが配信されます。そうなれば水城がひとりでやっている「ラグナログ完全制覇の旅」は継続しつつ、おそらく新マップをレンタルサーバーでマルチプレイ配信というのもやるかと思います。

ぜひそれらも合わせてご覧頂ければと思います。

 

駄文長文、失礼致しました。