なんだかんだで発売日に購入し、水城自身は2週目終盤までやったマインクラフトダンジョンズ。
初めてゲームの概要を見た時は驚きましたが、やってみたら思いの外シンプルなハスクラ。これはこれでありなのか?と思う反面、やはり見下ろし型ハクスラだとどうしてもDiabloと比較してしまう。水城がやったDiabloは3だけですのでハクスラ知ってますって顔も出来ませんが、それでも思った事を書いてみようかと。
例えば「最近ハクスラって人気あるけど、やった事ないんだよねぇ」という方にオススメするなら適度なゲームだなと思います。
ハクスラの醍醐味である、どんどん装備が出てより良い物と入れ換えていく作業は可能です。またやりようによっては(Diabloほどではないけど)大量の敵を強い装備でバッタバッタと薙ぎ倒すようなプレイも可能です。それなりに。
やっていくと、この武器が使いやすいとか、このエンチャント(このゲームの装備強化の事)がいいなとか、出てきます。それらを両立出来る、かつパラメーター高いものを探す、そういうハクスラらしい事も全然出来ます。むしろそれが無いとハクスラとは言えませんかね。
しかしながら、いくつか注意が必要なゲームである事も事実。
まず一番大事な事として…
マイクラとして見てはいけません!
これ、非常に大事。
申し訳ないけど、ゲームとしては好きだけど名前をマイクラで出す必要性が見出だせませんでした。可能不可能はともかく、例えば建築要素とかそういったマイクラらしさがあったなら良かったとも思いますが。
拠点建築、クエストフィールドにおける建築、拠点での農場開拓などなど。これらがもし可能だったならマイクラでハクスラなんだなって思えたかもしれません。
でも、今の状態はマイクラのスキンを被ったシンプルなハスクラでしかありません。少し前から「マインクラフトストーリー」なんてゲームも発売されていましたが、やはりマイクラにストーリーが必要なのか?という気もします。元々ストーリーがあるような伏線が設定にあったわけでもありませんし。
第二に、あくまでシンプルな作りになっていますので、凝ったビルドはありません。というか簡単さと複雑さは両立しません。だからこそ、ハクスラはビルド組む際に組上がるまでの過程が楽しかったり、同じビルドでも細かなところで個性があったりなど多様性のようなものがあります。
マインクラフトダンジョンズは装備こそそれなりにあります。武器と防具とアーティファクトというカテゴリーに分かれており、武器は近接と遠距離に分かれています。
武器と防具にはエンチャントが可能です。エンチャントする事により武器などに最初から付与されている能力以外にも追加の効果などを付与出来ます。ただしエンチャントは一度やると、そのアイテムを壊すまで戻りません。エンチャントはポイント制になっており、レベルが上がるとエンチャントポイントがもらえます。
個人的にはこのエンチャントポイントの付与についても不満で、前述した通りエンチャントポイントはその装備を壊さないと戻ってこないのでエンチャントされた複数の武器をその時に応じて入れ換えて使うというプレイは難しいです。
またエンチャントでしか個性を出せない以上、いくら武器がそれなりの数があったとしても限度は近いです。
正直、入門用ハクスラと言えばまぁ、こんなものかとも思いますけど、ひとつのハクスラゲームとしては浅い。
まぁ、苦言が多くなってしまいましたが、個人的に嫌いではありません。でもこれをやっていると…
本家マインクラフトの方が楽しい
というように、何かと比較してそっちの方がみたいな気持ちが必ず生まれます。やってて楽しいにも関わらず、です。
やはり一番声を大にして言いたいのは、どうしてマイクラだったのか?という事です。それだけはいくらこのゲームが楽しいと思えても感じます。