配信しているARKは、その最中にも言っていますが自己満足の賜物です。
元々ARKというゲームはサバイバルゲームで、それに見合った難易度になっています。喉の渇き、飢え、そして迫り来る恐竜。単なるサバイバルゲームと違うところは「恐竜」というキーワードに尽きると思います。「恐竜」の要素を加えた事で単なるサバイバルでは無くなりました。
ところが水城が活動している竜戯は所謂「ぬるゲーマーの集まり」であり、ゲームに高い難易度を求めていません。基本的には。
それでも最初は知らないままに、そのままの難易度でプレイしていました。行く先々で恐竜に追いかけ回され、森を見れば恐怖を感じ、オープンワールドなのに自分等のプレイフィールドをオープンにする事を拒んでいたように思います。
それがどのタイミングで誰が気付いたのかは忘れましたが、難易度を落とせる事を知りました。
もうそうなると止まりません。我々は、このゲームからサバイバル的な厳しさを抜いても楽しいと判断しました。もっと楽に、この森には何がいるのか、マップの表示されていない部分には何があるのか、突き詰めるとどうなるのかを知りたがりました。
こうして「竜戯式ARK」が出来上がりました。
肉食恐竜に襲われても死なない、寒さ暑さにも耐えられる、空腹も渇きもさほど感じない、物を取ればたくさん取れる。そんな楽園のような世界です。
この中で我々は何をしたのかというと、まずは恐竜達を愛でました。襲われて死なないのであれば、どんな凶悪な恐竜だろうと可愛いものです。
好きな恐竜を手懐け、繁殖させて毛色の珍しい個体を産ませ、公式サーバーならどれだけの時間が掛かるだろうと言った事をあっさりとやってのけました。
建築もこだわりました。建築に必要な素材を集めるのもさして大変な事ではありません。好きな素材で、好きなように建築したりしました。
世界中を飛行恐竜に乗って飛び回り、簡単にマップを埋めました。エンドコンテンツとなる洞窟も、無理矢理恐竜で突っ込んでクリアしたり。
ほぼ完全に近い内容で、ARKからサバイバル要素を抜き去りました。本当に平和な、恐竜の楽園です。
で…
決してそれが悪いとは言わない。
それはそれで楽しいと思いました。わざわざARKの為にサーバーを有料レンタルするくらいには楽しみました。
でも。
それでARKを終わりにするのは勿体ないと、水城は思いました。そこで、何度か竜戯の面々を誘って通常のARKをやってみました。
しかしあまり続かない。
ならばいっそ。
水城自身もゆるい難易度に慣らされてしまっている自覚もあったので、それなら配信でやってしまおうと。
配信なら、万が一視聴者様が来たら途中で放り出す事も難しくなるはずです。面子的に。
そんなところから、「ARK水城のひとり旅」は始まりました。前置き長くてすいません。
現在は2日目が終わりました。
初日の配信では拠点を作ってカルボネミスという亀をテイム(手懐け)して終わり。2日目は序盤ではかなり役に立つトリケラトプスをテイムしました。まぁまぁ、苦労しましたけど。
ゆるい難易度で知るだけ知っているARKの世界と、生き方。その経験を生かして、いよいよ本当のARKに挑もうという配信です。今のところ大した苦労はしてませんが。
これから、今の拠点の充実化と装備の作成。
そしていずれは新しい場所へと旅に出るでしょう。
どれくらい配信したら決着と言ってもいいかなというところに行けるかは分かりませんが、少しずつでも、ひとりずつでも、視聴者が来る事を祈って。
またひとりで配信というものに対して、スキルアップ出来ればなと思いながら、週末配信をしていこうかと思います。