SAMURAI RAVE

youtubeチャンネル「SAMURAI RAVE」のブログとなります。

仁王2レビュー

発売からやや遅れて購入し、昨日ようやく1週目をクリアしました。

まぁ、とりあえず単刀直入に感想を言うと、非常に楽しかったです。久しぶりに面白く、最後まで飽きの来ないアクションゲームをやったなという印象でした。

 

仁王2はダークソウルなどを代表とした所謂「ソウルライク」というカテゴリーにいながら、そこに独自の要素としてハクスラの要素を取り入れたゲームです。

また歴史ゲームならコーエーテクモと言わんばかりにオリジナルの解釈での日本の戦国時代を背景とし、そこに「妖怪」というこれまた和風の要素を取り入れて作られたものです。

 

そんなわけで仕上がった「和風ソウルライクハクスラ」という下地があるわけです。

そこに細かな独自のエッセンスが更に加わります。

細かく設定すれば美男美女からどこにもいない独特のキャラクターまで作る事が出来るオリジナルのキャラクターメイキング。

前作からある刀、鎖鎌、斧、二刀、槍、忍術、陰陽術などの武器種に、新たに大太刀、旋棍などの新武器も導入。全ての武器(術にはない)には必ず上中下段という「構え」があり、同じ武器でも構えによりモーションが変わります。

新しく加わった要素としては他にも妖怪技などもあったりして、まぁ、とにかくいろんな手法で敵と戦えるというのはこのゲームに限らず飽きがきにくいです。

 

 

水城はとりあえず始めるに当たり、武器を「旋棍」と「鎖鎌」にしようと考えてスタートしました。

「旋棍」はまぁ、平たく言えばトンファーです。リーチは短いものの、速い攻撃速度と連打、そして気力(スタミナ)ダメージが大きいので敵をバテさせて大技を決めたりすることが出来ます。

 

ちなみに水城はこの手のゲームの経験としては、デモンズソウルはクリア、ダークソウルは軽くやっただけ。仁王初代は途中までプレイ(というか途中で2を買ってしまった)。ま、つまるところ今まではそこまでやってきませんでした。

それでも一応はデモンズソウルの時は結構やったので、その時の感覚を思い出しながら…と思ったら結構違うなぁという印象。立ち回りは確かにしっかりと隙を見て攻撃しなければならなかったり、1対多数はかなり危険だったりというところは似てます(というかそれがソウルライクなる所以ですかね)し、経験値たるアムリタは死ぬとその場にドロップし回収出来ないと落とした経験値は失われるのも同じ。

また、血刀塚という他のプレイヤーが死んだ跡があったりします。何で死んだかも表示されるので、それがヒントになったりします。

 

でも、まず違うなと思ったところは、あくまでアクションRPGでありハクスラなんです。なのでソウルライク的なアクションの基礎は勿論必要ですが、レベルを上げたり武器を更新していく事で多少楽になります。

先ほど書いた血刀塚ですが、死んだ原因を知るだけではなく、そこから他プレイヤーのキャラクターを呼び出せます。もちろんリアルタイム対戦ではありません。AIが動かします。で、面白いのは、この血刀塚から出てきた他プレイヤーのAIを倒すとその装備がランダムでドロップします。そしてこのゲーム、自分のレベルと装備のレベルは特に関連性はない…つまり血刀塚から出た敵を倒せさえすれば高レベルの装備がある程度手に入るんです。

 

そして装備には、ハクスラらしく各種特性が付与されており、それによりパラメータが変化したり、属性が付いたりします。

 

他にもハクスラ要素は多く、妖怪技の元になる魂代(たましろ)や、後半になれば茶器など、とにかく色々あります。装備にも単品だけで組むやり方の他にセット装備もあります。

 

 

こういった要素を少しずつ取り入れながらストーリーを進めていくと、後半になればなるほど「強い」「難しい」というよりは「複雑」「理解が必要」なミッションになってきいます。

水城もそれほどアクション得意ではありませんが、2週目をプレイして驚きました。1週目では苦戦した序盤のボス達がびっくりするほど呆気なく倒せてしまったんです。やはり最初は動きに慣れておらず、武器の取り回しもうまくやれなかったところがあり苦戦したんでしょう。それが2週目となるとその頃には武器の動かし方がある程度身に付いており、敵の動きも慣れています。また、危険感知という観点から見ても「深追いし過ぎない」「どこでどう動けばかわせる」「この予備動作はこういう動き」というのが頭にあり、それらが作用した結果呆気なく倒せてしまったという事です。

もちろんレベルが上がりすぎたとかそういう理由ではありません。2週目は当然敵のレベルもかなり高いです。

 

そしてこの2週目の感覚になってくると、より仁王が楽しくなってきます。

必死になって、何度もリトライして、そしてなんとかかんとか倒せた!という達成感。これが1週目の楽しみ方。

2週目は、あんなに大変だった敵を翻弄出来るようになっていく感覚。ああ、上達したのかなって思えるところ。そしてまだ出来る事はあって、次のステップを目指したり、他の武器を試してみたり、水城なんかは同じ武器でも違う構えや技を試したりしてます。

 

 

あとマルチプレイも面白いですね。

ソウル系のような簡易的なものもありますが、ちゃんとホストが部屋を建ててフレンドを呼んで協力してストーリーを進めていくという事も可能です。

 

 

 

というわけで、全体的に久しぶりに熱中するゲームに出会えたという感想でした。

まだまだやり込める事はあるし、この調子ならDLCも購入しようか検討してるくらいです。