思えばP2G以来、ずっとメイン武器にしてきたガンランスですが、今回のワールドではそこそこ強武器という評価らしいです。
記憶の限りでガンランスが強武器だとカテゴライズされるのはP2Gのガード突き全盛時代以来。しかもそれも「単にガード突きしてればオッケー」という安易なもので、個人的には納得しがたいものでした。
その後と言えば、ガンランスを使ってるというだけで「あー、やりこんでるんだね」とか「マニアックだね」とか言われるように、玄人向け武器のような立ち位置を崩さずに来たように思います。
それが今、強武器と呼ばれるようになった。
何故なのか。
今回のガンランスの個人的な最大の特徴というか、変化のポイントは「味方に砲撃が当たらなくなった」というその一点に尽きます。
これに加えて「クイックリロードの仕様変更」が重なって、相手にこだわらずに安定した火力が見込めるようになった。
それが強い要因ではないかと思います。
「クイックリロードの仕様変更」については、まずほとんどの攻撃モーションから連携でクイックリロードに繋がるようになりました。おかげでクイックリロードのタイミングはかなり増えました。しかもクイックリロード実装当初は一発だけリロードしていたのが、今回は全弾装填してくれます。
通常のリロードは後述する「竜杭砲」のリロードに使うような感じになります。
こうなると何がいいのか?となりますが、フルバーストがいわゆるメイン火力になります。
フルバーストがメインになる所以としては…
◯クイックリロードの頻度向上による攻撃サイクルの早さ。
◯フルバーストの前後にある攻撃モーションのモーション値が高い。叩きつけ然り、横薙ぎ払い然り。
◯竜杭砲や竜撃砲への連携。
◯そもそも砲撃事態が肉質無視ダメージである。
◯そして味方に当たらないので遠慮なく砲撃しまくれる。
これらの理由により、安定した火力を維持しつつ、いざとなれば竜撃砲などによる高火力を出す事も出来る。
また安定感を支えるもうひとつの要因として、やはり高いガード性能も忘れてはいけません。
こうなるとデメリットである「動きの遅さ」も見方が少し変わってきます。
自分自身がそうだったんですが、双剣や操虫棍などの高機動と手数をメイン火力とした武器は、動きにプレイヤーが付いていけず、ガチャプレイになりがちという事です。
それに対してガンランスの動きはゆっくりとじっくりと。それは遅さという表現をすればデメリットに見えますが、遅さがデメリットになるのは「回避行動」に対するデメリットです。ただガンランスには回避がなくてもガードがある。
そうなると、この「遅さ」についてはメリットも生まれてくると考えます。
スピードも早すぎず、連携も複雑ではないので、頭の中で考えた通りに動かせる、というものです。
そしてこれらの要素にある程度のバランスの火力が伴うようになった。
個人的な意見としては、これらの理由により強武器という評価を得られるようになったのではと思います。
最後に新技の竜杭砲ですが、多段ヒットで最後に大ダメージの所謂パイルバンカーです。なので高い火力を期待したくなりますが、実際はというとそこまで高い火力ではありません。
ただし竜撃砲と違ってクールダウンがなく「通常リロード」でリロードしますので、ここぞという時まで取っておくというより、どんどんと狙っていくような技です。でも隙はそれなりにあるので、いつでも出せばいいというものでもありませんが。
そんなわけでガンランスは非常に楽しい武器です。使いやすくなりましたが、ロマンもある武器である事に代わりはありません。